高専の寮生活について解説!寮生活のルールや門限も紹介

各高専には、自宅からの通学が困難な学生のために、学校近くに寮が設けられています。

寮生で仕事を分担したり、一緒に勉強したり、
集団生活の中で責任感や協調性を養うことも一つの目的になります。

そんな高専の寮生活について掘り下げていきます。

  • 高専の寮生活
    • 部屋
    • 寮生活のルール
    • 寮の設備
    • 門限
    • 寮生の割合
    • 寮生活に必要な費用
  • 高専での寮生活に関する気になる質問
    • 高専生は必ず寮に入らないといけない?
    • 実家に帰ることはできる?
    • 高学年になってからの入寮はできる?
  • まとめ

高専の寮生活

高専の寮生活について解説します。

各高専によって寮の決まりには違いがあるので、多く見られる例をご紹介します。

部屋

各高専によって違いがあります。

個室、2人部屋、3人部屋などのパターンがあります。

複数人の部屋の場合、上級生と下級生が同じ部屋になる場合もあるようです。

寮生活のルール

こちらも各高専によって違いますが、寮には勉学に不要なものの持ち込みや使用が禁止されているほか、
学習時間や消灯時間の規律を守ることが示されています。

寮生活で定められているルールは、各高専で定められた寮生活の手引き、しおり等に記載されていますが、
集団生活を送る上で必要なこと(ゴミの出し方や、共有スペースを綺麗に保つなど)ができていれば問題ありません。

わからないことがあれば上級生に聞いて教えてもらいましょう!

寮の設備

テレビ、洗濯機、乾燥機、シャワー、トイレ、入浴施設、食堂など生活に必要なものが完備されている場合が多いですが、
高専によって設備が異なるため確認が必要です。

テレビは談話室や食堂などに設置されていることが多く、こちらも各高専によって違いがある部分になります。

門限

こちらも各高専によって違いがありますが、20~22時が門限になっているところが多いようです。

上級生になると門限が遅い時間になることもあるようです。

寮生の割合

高専によって入寮率は大きく異なっており、高専の所在地や学科の独自性等、
元々全寮制であったなどの歴史背景等が要因として考えられそうです。

入寮率が10%程度のところもあれば、学生の半数が入寮している高専もあるようです。

地元から進学する学生が多い高専は自宅通学ができるため、寮生は少ない傾向にありますが、

設置された学科が独自性の高い高専に通う場合、遠方から進学することも多く、入寮する学生が多い傾向があります。

寮生活に必要な費用

これも高専により異なりますが、寮生活する場合、ひと月あたり約5万円が必要になりそうです。

寄宿代はひと月で千円以内に収まることが多いですが、
設備維持費、食費、寮生会費などの費用をまとめると、そのくらいの金額になります。

高専での寮生活に関する気になる質問

各高専HP等で公開されているQ&A等を参考に、高専での寮生活に関する気になる質問をまとめてみました。

初めて親元を離れ、集団生活を送る方がほとんどのため、不安要素も多いことでしょう。

入寮するか迷っている人は是非とも参考にしていただければと思います。

そもそも高専は必ず寮に入らないといけない?

高専によっては全寮制を取っているところもあるようですが、一般的に必ず寮に入らなければいけないわけではありません。

また、寮の部屋には限りがあるため、入寮できない場合もあるそうです。

実家に帰ることはできる?

可能です。寮によって決まりがありますが、外泊願などを提出すれば実家に帰省できます。

実家から距離がそこまで離れていない場合、土日は帰省しているという学生も多いです。

高学年になってからの入寮はできる?

これも寮によって異なりますが、定員オーバーとならない限り原則可能としているところが多く、
一部において高学年になってからの入寮ができない場合があるようです。

入寮には定員があるため、高学年からの入寮や数ヶ月のみの入寮などが難しい場合があります。

まとめ

高専の寮生活について解説してきました。

地元の近くに高専がないものの、高専で学びたいと考えている方は、
寮に入ることで進学が可能ですので、ぜひ進学を検討してみるといいでしょう!

また、寮生活を送ることで家族以上に友人と過ごす時間が増えるため、
切磋琢磨しつつ充実した高専生活を過ごすことができるのではないでしょうか。

よかったらシェアしてね!