高専colorでは、ものづくり企業に就職しようと考えている方に向けて、
ものづくり関連の職種を紹介していきます。
第七弾は「電気関係」の仕事について解説していきます。
- 電気関係の仕事とは?
- 電気関係に関する仕事内容
- 電気関係の仕事を目指すには
- まとめ
電気関係の仕事とは?
電気関係の仕事は、業界で分けても家電業界や半導体業界、
OA機器業界など幅広く存在します。
また、各業界の中でも、設計や製造、管理のように、さまざまな仕事内容があり、
その種類によって職業が分かれています。
例えば、電気工事を行う「電気工事士」や、
電気製品の開発や設計を行う「電気設計エンジニア」といった職業があります。
電気関係に関する仕事内容
電気関係の仕事は、多数の職業がありますが、
今回は、「①電気工事士」と「②電気設計エンジニア」について紹介していきます。
①電気工事士
電気工事士は、主に建物や施設の電気設備に関することを行います。
具体的には、電気設備の取り付けや配線工事、点検などです。
電気設備や配線の設計図を読み取る力、安全に関する専門知識やスキルが必要になります。
②電気設計エンジニア
電気設計エンジニアは電化製品や電子機器などの設計、開発を行います。
具体的には、電気回路や電力供給システムの設計、制御システムの開発などです。
そのため、電気工学や電子工学といった専門知識が必要になります。
電気関係の仕事を目指すには
電気関係の仕事は、職業によっては資格や知識が必要なものがあります。
例えば、今回ご紹介した「電気工事士」の場合は、
「第一種電気工事士」や「第二種電気工事士」といった資格が必要な場合があります。
第一種と第二種は、工事できる作業範囲が違い、第一種の方が幅広く作業ができます。
一方で、「電気設計エンジニア」の場合は、未経験でも働ける場合がありますが、
電気や電子工学の専門知識を問われることが多いです。
電気関係の仕事では、配線や回路設計などの作業で緻密さや正確性が求められるので、
細かい部分にも注意を払う方や、丁寧に作業を行える方におススメです。
まとめ
今回は、電気関係の仕事内容や目指す方法について解説しました。
近年は、再生可能エネルギーの需要が高まっていることやIoT技術の進化などにより、
電気関係の仕事が多くの分野で注目されています。
技術の進歩や社会の変化にあわせて、常に進化していく分野なので、
その時代の最先端技術やトレンドを学ぶことができます。
電気関係の仕事は、種類が豊富で、さまざまな選択肢があるので、
ぜひ自分に合った職業を見つけてみてはいかがでしょうか。