高専で行われる体育祭の特徴とは?高校の体育祭との違いも解説

高専では1年を通してさまざまな行事が行われます。

中でも特に盛り上がるイベントのひとつが、体育祭です。
ただ勝敗を競うだけでなく、楽しむことを重視している高専も多く、学校ごとに特徴があります。

この記事では、高専の体育祭の特徴を紹介しながら、高校の体育祭との違いについても解説します。

  • そもそも高専では必ず体育祭が行われる?
  • 高校と高専の体育祭の違い・醍醐味とは?
    • 参加学年の幅が広い!
    • 応援合戦にも力を入れている!
    • クラスTシャツの自由度が高い!
    • 種目は?球技と一緒に行うことも!
  • まとめ

そもそも高専では必ず体育祭が行われる?

多くの高専で体育祭が開催されていますが、すべての高専で行われているわけではありません。

例えば、体育祭を行わずに年に2回の球技大会を実施する学校や、
体育祭と球技大会を合わせて行う学校など、形式はさまざまです。

開催時期も学校によって異なり、10月下旬〜11月上旬に行うところが多いですが、
5月や6月に開催される場合もあります。

高校と高専の体育祭の違い・醍醐味とは?

ここでは、高校の体育祭と比べたときの高専体育祭の特徴を、以下の4つのポイントに分けて紹介します。

参加学年の幅が広い!

高校の体育祭は通常、1年生〜3年生(15歳〜18歳)が参加しますが、
高専では1年生〜5年生(15歳〜20歳)が参加します。

そのため、体格や体力に差が出やすいですが、
学校によっては下級生や女子学生にハンデ(加点)をつけて、バランスをとっているところもあります。

年齢や体格の違う学生が一緒に競い合うのも、高専の体育祭ならではの魅力です。

応援合戦にも力を入れている!

高校と同様に、高専でも応援合戦が行われます。

競技の得点とは別に、応援合戦にも順位がつくことが多く、
各チーム(多くは学科ごと)が全力でパフォーマンスを披露します。

応援にも本気で取り組むのが、高専らしいところです。

クラスTシャツの自由度が高い!

体育祭では、クラスTシャツを作る学校も多いです。

高専の場合は、ライブTシャツ風やユニフォーム風など、高校よりもデザインの自由度が高く、
背番号やニックネームなどを入れて、オリジナル感のあるTシャツを作って、団結力を高めています。

種目は?球技と一緒に行うことも!

競技種目は、高校とあまり変わらず、クラス対抗リレー、綱引き、玉入れなどがよく行われています。

また、球技大会と合同で開催される場合は、
バスケットボールやバレーボールなどの球技も体育祭の中で行われます。

競技経験者の人数に制限を設けて、公平性を保つ工夫をしている学校もあります。

まとめ

高専の体育祭は、ただ勝ち負けを競うだけでなく、
学生全員が楽しめるような工夫がたくさん取り入れられています。

また、普段は学科ごとに分かれている学生たちが、
一緒に協力したり応援し合ったりすることで、
学年や学科の垣根を超えた交流ができる貴重な機会でもあります。

高専への進学を考えている中学生や高校生の皆さんにとって、
体育祭の雰囲気を知る参考になればうれしいです。

よかったらシェアしてね!