高専の代表的な学校行事である文化祭は、全国の高専で行われています。
高専ごとに独自の名称がつけられていることも多く、学生が大切にしているイベントの一つです。
本記事では、そんな高専の文化祭について解説していきます。
- 高専の文化祭とは?
- 当日の様子は?
- 1.模擬店
- 2.展示・発表
- 3.ステージイベント
- 文化祭の実行委員の仕事とは?
- 企画
- 運営
- 広報
- 警備
- まとめ
高専の文化祭とは?
高専の文化祭は、実行委員会を中心に学生主体で運営され、秋頃に数日間に渡って開催されます。
模擬店の出店や展示、ステージイベントなど学級やクラブ単位で様々な催しが企画されます。
当日の様子は?
文化祭は一般公開されている学校もあり、多くの人でにぎわいます。
学校によって様々な特徴がありますが、多くの学校で行われている3つの企画をご紹介します。
1.模擬店
模擬店は高専の文化祭で人気のある企画です。校庭や広場に、お祭り屋台のようなお店が並びます。
<ある高専の出店例>
焼きそば、から揚げ、ちぢみ、焼きおにぎり、ホットサンド、綿菓子、揚げパン
2.展示・発表
高専生の日頃の取り組みを見学できる企画です。
実習の作品展示や、研究室・クラブの研究成果の発表などが行われます。
<ある高専の出展例>
・実際にその年のロボコンに出場したロボットの操縦体験
・Ene-1に出場した車体展示
・教室を使ったお化け屋敷
・工学の知識を活かした自作展示(クレーンゲーム機や、ジェットコースターのような遊園地のアトラクション)
3.ステージイベント
校庭や広場に設置された特設ステージや体育館で行われる企画です。
各クラブや有志によるパフォーマンス、コンテストなどが行われます。
学校にもよりますが、ダンス部や書道部によるパフォーマンス、吹奏楽部や軽音楽部の演奏などが行われます。
文化祭の実行委員の仕事とは?
実行委員会とは、文化祭の企画や運営を行う学生の団体のことです。
文化祭の運営を円滑に進めるために、複数の役割を分担し、何日も前から準備します。
学校により違いはありますが、主な役割をご紹介します!
企画
文化祭を楽しんでもらうための企画を考える役割です。
その高専ならではのユニークなアイデア力が試されます。
運営
模擬店やステージの事前準備や当日の運営全般を担当する役割です。
文化祭が円滑に執り行われるために、なくてはならないポジションです。
広報
文化祭のポスター作成や来場者へのPRなどを行う役割です。
多くの方々に来場してもらうため、広報はとても重要な仕事となります。
警備
文化祭当日、車や歩行者の誘導などを行う役割です。
文化祭を安全に開催するために必要不可欠です。
まとめ
高専の文化祭について取り上げましたが、いかがでしょうか。
日頃は高専との関わりがない方でも、学校や高専生の雰囲気を感じることができる機会となります。
気になった方は、ぜひ足を運んでみて下さい。