高専と工業高校の違いって?

高専と工業高校って似た印象を持っている方もいらっしゃると思います。
じゃあ高専と工業高校ってどういう違いがあるんだろう?

ということで、調べてみました!

  • 共通点
  • 異なる点
    • 通学年数
    • カリキュラム
    • 卒業後の進路
    • 学校の雰囲気
    • 学校数
    • その他
  • まとめ

共通点

一般的な普通高校と比べて、以下の点が共通点として挙げられます。

  • 工業系の技術や理論を学べる
  • 実験・実習が充実している
  • 技術系企業への就職に強い

どちらの学校も、「専門的な技術を学ぶことを目的としている」という部分が共通しています。

異なる点

高専と工業高校では、主に通う年数や学ぶ内容の深さに違いがありました。

通学年数

高専

5年間通学します。
大学や短大と同じ「高等教育機関」であり、
卒業時は「準学士」の称号が得られ、短大卒と同等の扱いとなります。

工業高校

3年間通学します。
他の高校と同じ「中等教育機関」であり、高校卒業資格が取得できます。

カリキュラム

高専

専門教育に特化し、大学レベルの専門技術取得を目指しています。

工業高校

一般科目と専門科目をバランスよく学び、初級技術者の育成を目指しています。

卒業後の進路

高専

全国の高専の就職割合は約6割で、進学割合は約4割です。(※1)

進学を目指す場合は、専攻科への進学や大学への編入をすることが多いです。

専攻科進学の場合は専攻科入試を受けます。

専攻科の卒業後は大卒(学士)と同じ扱いになります。
また、大学進学を目指す場合は3年次編入試験を受けます。

工業高校

全国の工業高等学校の就職割合は約60%で、進学割合は約40%です。(※2)

大学へ進学する場合は、他の高校生と同じように大学入学試験を受けます。

※1:「独立行政法人 国立高等専門学校機構 概要(2025年度)」を参照

※2:公益社団法人全国工業高等学校長協会作成
「令和8年3月卒業予定の進学希望生徒の状況調査(令和7年10月時点)」を参照

学校の雰囲気

高専

大学と似た雰囲気があり、校則は学生の自主性を重んじる傾向があります。
制服も高学年になると無いことが多いです。

工業高校

一般の高校と同じように制服があり、安全管理と就職を見据えて校則が厳しいところもあります。

学校数

高専

全国に58校(令和6年度時点)しかなく、大半が国立です。

また、寮があるため、県外からも学生が多く来ます。
そのため、偏差値が高い傾向にあります。

工業高校

全国各地にあり、公立私立さまざまです。

地元中学校から進学する学生が多いです。

その他

高専では、大学と同じように卒業研究があるので、専門分野を深く学ぶことができることも特徴の一つです。

まとめ

今回は、高専と工業高校を比較しながら、それぞれの特徴について紹介しました。

どちらの学校を選択するかは、皆さんの将来の目標によって変わってくると思います。

学校によっていろいろな特色があるので、
ぜひ進学を考えている学校のホームページを見てみてください。

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