高専出身でものづくり企業に勤務されている方にインタビューしているこの企画。
今回は番外編になります。高専出身のマジシャン!!黒川遼さんにインタビューしました!
Q:まず始めにですが、そもそもなぜマジックを始めたのですか?
モテたかったから中学3年でマジックを始めました。
Q:他にもモテるスポーツや、音楽などがあると思いますが、
なぜマジックだったのでしょうか?
魔法を使えるようになりたかったから、マジックができるようになりたかったんです。
Q:その後高専に進学されたとのことですが、なぜ高専を選択したのですか?
他の高校の選択肢はなかったのですか?
当時インターネットにハマっていて、今後世界を変えるのはコレだと確信していたので、
情報の勉強がより高くできそうな高専を選びました!
受験に落ちたらどこかの高校には入っていたと思いますが、どこに入るかは決めてなかったですね。
Q:高専に入学して、奇術部を立ち上げたとのことですが、
なぜ立ち上げたのですか?
仲間が居た方が、楽しそうだなと思ったからです!
Q:では奇術部を立ち上げる前はお一人でマジックをされていたのですか?
はい!でも、ネット上にマジックの友達がいましたね。
友達といってもみんな当時30代以上の方ばかりでした。
ネット黎明期の頃ですね。
Q:その当時は高専にマジック部と呼ばれるものは無かったのですか?
無かったです!当時は類似される部活もなかったです。
Q:高専時代は全国大会などのコンテストに参加されていたそうですが、
学生主体の大会ですか?
それともプロ・アマ関係ない大会なのでしょうか?
私が参加していたのはプロアマ関係のない大会です!(手品の大会のほとんどがそうです。)
Q:大会ではどんなマジックを披露されていたのですか?
「シンブル」という指先に差し込むキャップみたいなものを使用したマジックです。
シンブルはクラシックマジックで、演技方法などは長年変わっていない物だったのですが、
シンブルを指先につけて、その指で物を表現すると、実際にその表現したものが出てくる、
という今までのマジックには無かった現象に拘って挑戦していました。
Q:社会人になってからもマジックは続けていたのですか?
やっていました!
自分で店舗を経営しているときは頻繁にやっていましたが、普通の会社に入るとやる機会が少なくなりました。
Q:マジックを続けていたということは
マジックに関する店舗を経営されていたのですか?
いえ!
中華料理屋などマジックとは関係ない4つの店舗を経営していました。
Q:高専時代の経験が活かされたことはありますか?
高専出身ということだけで、全国の高専を卒業した先輩方から
かなり気にかけてもらえるので(お仕事くれたり)、活かしまくりです!
Q:黒川さんにとってマジックとは?
ビジネスでもあり、自己表現のツールでもあるという感じですかね!
黒川さんのこれから
マジックで地域課題解決ができないかと思っていた黒川さん。
しかし、マジシャンとして独立後にすぐ新型コロナウイルスが蔓延。
その時に、現在黒川さんが取り組んでいる
小学校の芸術鑑賞会向けのマジックと演劇を掛け合わせた
「おとぎと魔法の劇場」を立ち上げることを決めたそうです。
自分自身が、子供の頃芸術鑑賞会で受けたエネルギーを今の子供達や未来の子供達に届け、
将来の活力にしてほしいそうです。
今回は高専出身者インタビュー番外編をお届けしました。
黒川さんのように全国で活躍されている高専出身の方もいらっしゃいます。
様々な分野で活躍する高専出身者の方々。
現在公開しています、ものづくり企業で働く高専OBOGの方達のインタビュー記事もぜひチェックしてください。
(写真ご提供:黒川遼さん)
【黒川遼さん連絡先】
【メールアドレス】 info@kurokawaryo.com
【 W e b サ イト 】 http://kurokawaryo.com/otogi/